サミットnews|第2Q営業収益1494億円2.1%増・設備投資で2桁減益も想定内
サミット(株)(東京都杉並区、竹野浩樹社長)は2020年3月期第2四半期のサミットと(株)サミット・コルモの連結決算を発表した。営業収益が1493億5100万円(前年同期比2.1%増)、売上高が1433億7000万円(2.0%増)、営業利益が33億1800万円(13.0%減)、経常利益が34億9700万円(13.8%減)、中間純利益は24億7800万円(11.8%減)だった。売上高は過去最高を記録したが、減益だった。
サミット単体では増収減益だ。営業収益1450億0600万円(2.1%増)、売上高1385億3800万円(2.1%増)、営業利益31億9300万円(15.1%減)、経常利益33億90万円(15.8%減)、純利益24億2900万円(12.8%減)。
川崎塩浜プロセスセンターや新店・改装の投資コストが減益の要因だが、これは計画通りの結果で、竹野浩樹社長は「売上高、営業利益が伸長している。健康そのもの。ご心配不要」ときっぱり。
既存店客単価は0.4ポイント減少したが、客数は0.8%伸び、売上高は0.5%増と好調だ。サミットでは1カ月間の総買上点数を重視しているが、その数値も100%を超えている。その結果、既存店は2015年比で10%の伸び率を示している。
生鮮3品は0.5%増、惣菜及びベーカリーは5.8%増、その他食品が2.1%増、家庭用品その他が4.7%増と前年同期比をすべて上回った。とくに「大総菜プロジェクト」開発商品が108%伸長した総菜・ベーカリー部門が大きく伸びた。
連結子会社のサミット・コルモは営業収益・売上高ともに0.9%増、利益も大幅に増加している。「ワンマイルウェア」へのMD転換が功を奏している。
上期は10月25日に千葉県松戸市に「テラスモール松戸店」を開設。
下期は12月に「太田大鳥居店」(東京都大田区)、2020年2月にフリースタンディングの上星川店(神奈川県横浜市)を出店する計画だ。
サミットの絶好調は下期も続く。