三越伊勢丹news|第2Q基幹店リモデル効果で5773億2.4%の増収増益

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の2020年3月期の第2四半期決算が発表された。連結業績は、売上高が5772億8800万円(前年同四半期比2.4%増)、営業利益は138億8600万円(28.3%増)、経常利益は150億5700万円(22.6%増)、四半期純利益は75億9500万円(93.3%増)と増収増益だ。

営業利益率は2.4%、経常利益率は2.6%。

百貨店事業の売上高は5362億5000万円(2.2%増)、営業利益68億0200万円(27.9%増)。

基幹店のリモデル効果があり高額品を中心に好調に推移した。また消費税増税前の駆け込み需要と、9月末に営業終了した伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店の閉店セールもあり、増収だった。

同社ではオンライン上でも基幹店と同じ商品を購入できるよう「シームレス化」を推進していて、商品登録のデジタル化を急速に進めている。お客が来店前に接客予約を可能としたオンライン予約サービスも充実させた。

大規模構造改革はほぼ完了し、今後は地域ごとのリサイジングや業態転換を含めたモデル転換を進めていく。

また2019年2月から化粧品専用オンラインストア「meeco(ミーコ)」をスタートさせた。また、ワイシャツのカスタムオーダーがオンライン上のデジタル採寸で行えるサービス「HiTAILOR(ハイ・テーラー)」を今秋にスタートさせるなど、オンライン販売を強化している。

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