ケーズnews|上半期売上高9.1%増・経常利益33.4%増/高付加価値商品が牽引
(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2020年3月期第2四半期連結決算を発表した。
4月1日から9月30日まで6カ月の業績は売上高3770億5400万円(前年同期比9.1%増)、営業利益224億7600万円(43.4%増)、経常利益245億6100万円(33.4%増)、純利益167億5100万円(35.2%増)の増収増益だった。
営業利益率は6.0%、経常利益率は6.5%。
家電販売業界では、より良い生活が期待できる付加価値商品への買い替え需要が依然、高い状況で推移した。7月の長梅雨によるマイナス要因はあったものの、消費税率引き上げによる駆け込み需要もあり、売上高は前年同期を上回った。
ケーズデンキグループは、「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜する。それに則って、「現金値引」「長期無料保証」「あんしんパスポート」などのサービスを提供する。
4月24日からは、AndroidTV機能を搭載したテレビ向け公式アプリ「ケーズデンキ おうちでショッピング」のサービスを開始した。このアプリによって、自宅のテレビでチラシを閲覧したり、商品を購入したりすることができるようになった。
出退店に関しては、直営店9店を新設、直営店4店を閉鎖。その結果、2019年9月末の店舗数は503店(直営店499店、FC店4店)。