ヤオコーnews|第2Q連結営業収益2252億円4.4%増・経常利益1.4%増

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)が2020年3月期の第2四半期連結業績を発表した。 この連結決算には、傘下の(株)エイヴィ(神奈川県横須賀市、木村忠昭社長)の業績が含まれる。

営業収益2252億9300万円(前年同期比104.4%)、営業利益108億6800万円(100.2%)、経常利益107億8700万円(101.4%)、四半期純利益71億6100万円(103.1%)の増収増益だ。

営業利益率、経常利益率ともに4.8%。

ヤオコー単体で見ると、営業収益は1966億6200万円(103.7%)、営業利益は97億5700万円(98.8%)、経常利益は97億8500万円(99.9%)、四半期利益は66億6100万円(101.9%)だ。

ヤオコー単体では減価償却費がかさんで、減益となった。これは熊谷物流センター、新サポートセンター(本社)、次期システム稼働への投資によるもの。さらに新規出店(川越今福店、東松山市ルピア店)と既存店改装によって減価償却費増となった。

ヤオコーの既存店は、客数が前年同期比99.6%だったが客単価が101.0%となり、売上高は100.6%と前年をクリアした。とくに客数100人当たりの買上点数を示す点数PI値は100.6%と、商品単価の増加だけでなく買上点数そのものが伸びている。

上期は⑴作業「カイゼン」を中心とした店舗作業の軽減、⑵増税対応のためのヤングファミリー層の再強化と、ピーク時の夕方の売場充実、そして⑶既存店の充実として旬・主力商品の強化と単品量販の施策を進めた。また店舗作業の軽減では、デリカ・生鮮センターからの供給量が3割となり、マンアワーの生産性も大きく伸びている。

子会社のエイヴイは神奈川県横浜市金沢区に「エイビイ南部市場店」を新規出店。9月末の店舗数はヤオコー163店舗、エイヴイ12店舗。

下期はネットスーパー事業を強化する。10月1日にヤオコー上福岡駒林店、11月1日にヤオコー川越南古谷店でネットスーパーの配送エリアを拡げている。新規出店はヤオコーが本庄中央店(埼玉県)、東久留米滝山店(東京都)ほか3店舗を計画する。

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