三越伊勢丹news|11月売上高7.3%減、売場改装で首都圏店舗は客足好調

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の11月の国内百貨店は、既存店が前年同月比92.7%の7.3%減だった。首都圏三越伊勢丹(既存店)と国内百貨店(既存店)ともに10月、11月と2カ月連続で前年実績を下回った。駆け込み需要の反動が長引いている。

首都圏の店舗では、月後半に伊勢丹新宿本店の化粧品売場、三越日本橋本店のジュエリー売場が改装されたことにより、来店客数が伸長している。また、英国展など独自性のある催事が好調で、11月にピークを迎えた歳暮商戦も堅調に推移している。

インバウンド売上げは、伊勢丹新宿本店が8カ月ぶりに前年を上回り、三越伊勢丹(既存店)と国内百貨店(既存店)ともに先月よりも昨年同月比の伸長率は高かった。好調なカテゴリーは、宝飾・ラグジュアリーアイテムや食品。

伊勢丹新宿本店93.3%、三越日本橋本店90.4%、三越銀座店94.0%、伊勢丹立川店104.8%、伊勢丹浦和店95.2%。

国内グループ10店舗は前年同月比91.8%。その中で函館丸井今井が104.6%、広島三越が100.6%と前年を上回った。静岡伊勢丹95.8%、名古屋三越94.1%、仙台三越93.6%、札幌丸井三越92.7%、新潟三越伊勢丹90.9%、高松三越90.0%、岩田屋三越88.4%、松山三越86.3%。

 

 

 

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