コンビニnews|11月既存店セブン-イレブン・ファミマ増収、ローソン0.4%減

コンビニ大手3社の11月業績が発表された。11月は消費増税後のポイント還元制度の影響が大きく、既存店売上高はローソン以外は、前年を上回った。

■(株)セブン-イレブン・ジャパン

11月の既存店の売上高は101.1%、客数は98.0%、客単価は103.2%、チェーン全店の売上高は102.8%。11月末時点の店舗数は2万0974店で前月に比べて12店舗の純減になる。

■(株)ファミリーマート
11月の既存店売上高は100.3%、客数は99.2%、客単価は101.1%。チェーン全店の売上高は100.4%。

国内店舗数は11月末時点で1万5606店舗。50店舗出店し、22店舗を閉店し、28店舗の純増。

ドライ飲料・酒・日用品が苦戦したものの、おむすび・寿司の米飯類、温かい麺・焼麺といった調理麺、デザートが全体を牽引したことで、「中食」は前年実績をクリア、既存店日商でもブランド統合が完了した前年の水準を上回った。

タバコの押し上げ影響は、昨年の値上げ影響が一巡したことから軽微な水準となった。

11月26日からのdポイント、楽天スーパーポイント、Tポイントの3つのポイントが使えるマルチポイントサービスを開始した。「ファミペイ」は11月末時点で400万ダウンロードを達成した。

■(株)ローソン
ローソン単体の既存店客数は97.9%、客単価は101.7%で売上高は99.6%と前年を0.4ポイント下回った。全店ベースでは102.3%。

11月末時点の店舗数は1万4644店舗。52店舗出店して75店舗閉店した。23店舗の純減だ。そのうちナチュラルローソンが143店、ローソンストア100が769店。

調理パンカテゴリーは、リニューアル後のサンドイッチが好調に推移したことや、SAND FULL(サンドフル)シリーズに新商品が追加販売されたことから、売上げは前年を大きく上回った。

デザートカテゴリーは、前月発売の「(カプケ)」シリーズが引き続き好調に推移。ま新商品「ホボクリム‐ほぼほぼクリームのシュー‐」が人気を集めたことで、売上げは前年を大きく上回った。
たばこの既存店売上高前年比はほぼ前年並み。

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