ローソンnews|第3Q営業収入5509億円4.4%増、成城石井&エンタメ好調
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)が2020年2月期の第3四半期の決算を発表した。
営業総収入5509億0100万円(前年同期比4.4%増)、営業利益521億2200万円(9.0%増)、経常利益486億6300万円(4.3%増)、四半期純利益259億5300万円(2.5%増)と増収増益だ。
営業利益率9.5%、経常利益率8.8%。
中心となる国内コンビニエンスストア事業の営業総収入は3600億8300万円(0.8%増)、セグメント利益は406億5900万円(2.1%増)だ。消費税増税に伴って導入されているキャッシュレスによるポイント還元効果が後押しした。
カテゴリー別の売上げは、「加工食品」9433億2400万円(3.7%増)、「ファストフード」4173億7300万円(0.6%増)、「日配食品」2680億6900万円(6.4%増)、「非食品」1553億5300万円(0.4%増)だ。
「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の国内の出店数は451店舗、閉店数は466店舗となり、11月末現在の国内総店舗数は1万4644店。内訳は「ローソン」が18店舗増加で1万3732店舗、「ナチュラルローソン」が4店舗増加で143店舗、「ローソンストア100」が37店舗減少で769店舗。
スーパーマーケットの成城石井事業は、営業総収入が678億4200万円(7.6%増)、セグメント利益は56億1400万円(15.7%増)と好調だ。11月末日現在の直営店舗数は154店。
エンタテインメント関連事業の営業総収入は658億7700万円(14.1%増)、セグメント利益は49億7900万円(48.4%増)。
金融関連事業の営業総収入は257億5700万円(14.2%増)、セグメント利益は21億2600万円(21.3%増)だ。ローソン銀行のATM設置台数は1万3458台(前期末比1台減)、1日1台当たりのATM平均利用件数は47.9件。
一方、海外事業を営むその他の事業の営業総収入は396億5000万円(18.1%増)、セグメント損失は12億5600万円(35.9%減)だ。海外事業は、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、米国ハワイ州において、各地域の運営会社が「ローソン」店舗を展開している。
中国は上海市を中心に、重慶市、大連市、北京市、武漢市、合肥市等に進出地域を拡大させている。11月末日現在の中国の店舗数は2509店と拡がっている。