コメリnews|第1Q1119億円15.8%・経常利益73.1%の大幅な増収増益

(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)が2021年3月期第1四半期の業績を発表した。

営業収益1118億5000万円(前年同期比15.8%増)、営業利益124億1100万円(74.3%増)、経常利益124億1400万円(73.1%増)、四半期純利益85億1200万円(76.0%増)と大幅な増収増益だ。

営業利益率は11.1%、経常利益率は11.2%。

コメリグループは大型のパワー(PW)、ハードアンドグリーン(HG)、プロ(PRO)、アテーナ(AT)の4つのフォーマットで構成される。

今期は外出自粛要請によって巣ごもり消費需要が高まり、ウッドデッキやレンガなど庭づくりに使用するガーデン資材をはじめ、野菜苗や小袋肥料などの家庭菜園関連の商品が好調だった。また、塗料などのDIYに関連する商品も堅調だった。さらに、自社開発商品の売上げが好調に推移したことに伴って売上総利益は大きく伸長した。

一方で、リフォーム工事などの受注高は、前年の消費税増税の反動減を受けて、低調に推移した。

eコマースでは、新型コロナウイルス感染防止の観点から短時間で買物を済ませたいニーズが高まり、ネットで注文して店舗で受け取る「取り置きサービス」の利用が増加した。

販売費および一般管理費については、紙面主体の広告媒体からデジタル化への転換を進めたこと、緊急事態宣言に伴ってチラシ広告自体を自粛したことなどから、広告宣伝費を中心に減少した。

パワー1店舗、ハード&グリーン2店舗を新規出店したことによって、6月30日時点の店舗数はパワー67店舗、ハード&グリーン1122店舗、PRO3店舗、アテーナ8店舗、合計1200店となった。

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