リテールパートナーズnews|第2Q営業収益1240億円7.8%増・利益倍増

(株)リテールパートナーズ(山口県防府市、田中康男社長)の2021年2月期第2四半期は、営業収益が1240億4400万円(前年同期比7.8%増)となり、営業利益49億7900万円(146.6%増)、経常利益54億8900万円(128.9%増)、四半期純利益37億3300万円(143.8%増)の増益だ。

営業利益率は4.0%、経常利益率は4.4%。

リテールパートナーズの中心的事業であるスーパーマーケット事業は、コロナ禍の内食需要を取り込み、営業収益が1139億5600万円(7.1%増)、営業利益48億1100万円(136.0%増)。

(株)丸久は3月1日付で連結子会社の(株)中央フード、(株)四季彩を経営統合した。マルミヤグループの営業収益は499億8700万円(前年同期比7.9%増)、営業利益が20億9600万円(95.8%増)、経常利益23億3300万円(95.6%増)、四半期純利益18億1700万円(125.7%増)。新規投資計画では、生鮮商品の強化と店舗の生産性向上を目的として、10月下旬に「丸久プロセスセンター」を稼働させる予定だ。7月に丸久浅江店(山口県光市)を新設し、7月に丸久虹ヶ丘店(山口県光市)を閉鎖した。中央フードを吸収合併したことで、営業店舗数は88店舗。

(株)マルミヤストアグループの営業収益は296億4000万円(10.1%増)、営業利益が20億9600万円(95.8%増)、経常利益が9億1900万円(231.2%増)、四半期純利益が5億6500万円(311.2%増)。商圏立地にあわせた品揃えと地域実勢売価での販売の強化策を進め、また売上原価、人件費などのコストの適正化に注力して経営成績の改善に取り組んでいる。マルミヤが4月にマルミヤストア清武店(宮崎県宮崎市)を改装し、営業店舗数は42店舗。傘下の(株)新鮮マーケットは14店舗。

(株)マルキョウグループの営業収益は444億4600万円(6.3%増)、営業利益が20億3800万円(174.3%増)、経常利益が21億7100万円(153.5%増)、四半期純利益が14億0300万円(157.6%増)。生鮮強化でコンビニやドラッグストアとの差別化を図りながら、加工食品を日替わり企画からEDLP(エブリデイ・ロープライス)に切り替えた。4月にマルキョウ久留米インター店(福岡県久留米市)を新設し、3月に田村店(福岡市早良区)、8月に神野店(佐賀県佐賀市)を改装した。2店舗を閉鎖したことで85店舗を展開する。

8月末のリテールパートナーズの総店舗数は229店舗。

通期見通しを7月2日に上方修正し、営業収益は2363億円、営業利益が62億5000万円、経常利益70億円、純利益42億5000万円とした。

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