ミニストップnews|第3Q営業収入1378億円7%減・コロナで経常損失拡大
ミニストップ(株)(千葉市美浜区、藤本明裕社長)の2021年2月期第3四半期は営業総収入が1377億7900万円(前年同期比6.9%減)、営業損失35億5400万円(前年同期は25億9000万円の営業損失)、経常損失31億3800万円(前年同期は20億3100万円の経常損失)、四半期純損失29億4700万円(前年同期は32億1300万円の四半期純損失)と厳しい状況だ。
国内事業は営業総収入が582億7600万円(5.9%減)、営業損失は19億3700万円(前年同期は、営業損失22億4800万円)。ミニストップ単体のチェーン全店売上高は前年同期比92.4%、既存店の日販は前年比94.8%。
客数の減少からドリンクなどの売上げが低調だったが、自宅で食事をする機会の増加にあわせて品揃えを強化したスイーツや寿司、外出先での飲酒機会の減少により需要が高まった酒類やおつまみなどが前年同期の売上げを上回った。
ソフトクリーム専門店の「MINI SOF(ミニソフ)」11店舗を含む28店舗を出店、25店舗を閉店した。また職域内マイクロマーケットでの新サービスとして「MINISTOPPOCKET(ミニストップ・ポケット)」を開始した。11月末までに113カ所を開設している。国内の11月末の店舗数は2000店舗。
韓国ミニストップ(株)、中国の青島ミニストップ有限公司、ベトナムのMINISTOPVIETNAMCOMPANYLIMITED、フィリピンのロビンソンズ・コンビニエンス・ストアーズ・インク(持分法適用関連会社)からなる海外事業は、営業総収入が795億0200万円(7.6%減)、営業損失は16億1700万円(前年同期は3億4100万円の営業損失)。11月末の海外エリア店舗数は3322店舗。