アルビスnews|第3Q営業収益718億円9%増・利益倍増/店舗の先行投資進む
アルビス(株)(富山県射水市、池田和男社長)の2021年3月期第3四半期は、営業収益が718億0300万円(前年同期比9.1%増)、営業利益19億3400万円(163.8%増)、経常利益23億2000万円(109.2%増)、四半期純利益14億4400万円(111.8%増)と大幅な増収増益だ。
営業利益率2.7%、経常利益率3.2%。
主力商品の販売強化や、コロナ禍の内食需要の高まりと衛生関連商品の売上増加が収益を押し上げた。店舗の生産性向上やプロセスセンターの原価改善により売上総利益が増加し、販管費の伸びを吸収して、利益を確保した。
第二次中期経営計画(第53期~第55期)の2期目に当たる2020年度は、新たな取り組みとして、移動販売事業(とくし丸事業)と販売促進ツール「アルビスアプリ」を開始した。 とくし丸は現在5台が稼動。「アルビスアプリ」はダウンロード数約8万件と目標の10万件に向けて伸長している。
「小松幸町店」を建て替えオープンし、「田上店」「米島店」「野々市三納店」「アリス店」「大島店」の5店舗を改装した。第4四半期には1月28日(木)に「さばえ鳥羽店」の新規出店、「オレンジマートモア店」(改装後「アルビス八尾店」に店名変更)の改装を計画している。また、次期に予定していた投資のうち、「安原中央店」の改装と、複数店舗におけるセミセルフレジ化を今期中に先行して実施する計画だ。
店舗では、新基幹システムを活用して、業務の効率化と売場の改善、販売計画から売場展開までの効率的な運用や数値管理の精度向上を進めている。