ココカラファインnews|第3Q売上高2811億円7.9%減・経常利益11%減

(株)ココカラファイン(神奈川県横浜市、塚本厚志社長)の2021年3月期第3四半期は、売上高が2810億9500万円(前年同期比7.9%減)、営業利益79億1500万円(13.3%減)、経常利益96億9500万円(11.0%減)、四半期純利益27億9500万円(55.9%減)の減収減益だ。

営業利益率2.8%、経常利益率3.4%。

マスクや消毒用アルコールなどの関連商品の需要増加があったが、都市型店舗でのインバウンド需要の喪失、化粧品の落ち込み、調剤事業における処方せん枚数の減少、冬場の総合感冒薬やその関連商材の大幅な落ち込みが、売上げを大きく押し下げた。

一方で売上げ確保のために、ECサイトで購入した商品をココカラファインの店舗で受け取ることができる「店舗受け取りサービス」の対象店舗拡大や、PCR検査キットの販売、調剤事業におけるオンライン服薬指導システムの導入を進めた。

(株)マツモトキヨシホールディングスとの資本業務提携に基づく商品仕入れの一本化、マーチャンダイジングの統一など、経営統合シナジーの早期実現に向けて取り組んだ。

さらに兵庫県を中心に関西において69店舗を展開する(株)フタツカホールディングスを傘下に収めた。

新規127店舗を出店、28店舗を退店し、7店舗の改装を実施した。12月末のグループ店舗数は1444店舗、調剤取扱店舗数は407店舗(うち調剤専門薬局は281店舗)。また健康サポート薬局は59店舗になっている。

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