サンエーnews|営業収益2028億1.7%増も経常利益17.7%減/出店経費が影響

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、上地哲誠社長)が2021年2月期決算を発表した。営業収益(売上高および営業収入)が2027億6700万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は91億4900万円(13.9%減)、経常利益は95億5400万円(17.7%減)、四半期純利益は60億7400万円(20.9%減)の増収減益となった。

営業利益率は4.5%、経常利益率は4.7%。

今期のサンエーは政府による緊急事態宣言(4月16日~5月14日)や沖縄県緊急事態宣言(8月1日~9月5日、1月22日~2月28日)に伴い、一部の店舗の休業または営業時間短縮を余儀なくされた。店舗展開については、8月に「石川シティ」(沖縄県うるま市)を新規出店している。

セグメント別の業績では小売事業が営業収益は1956億6600万円で前年同期比が2.4%増加した。食料需要の拡大、ワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア、ローソンセレクト)の販売強化、昨年の新規開店店舗の売上げが寄与した。一方で、新規出店経費の計上等により、セグメント利益は82億3400万円と7.9%減少した。

コンビニエンスストア事業はFC店舗を8店舗新規出店、2店舗閉店し、直営店2店舗をFC店へ変更した。結果、営業収益は71億3000万円(前年同期比13.7%減)、セグメント利益は9億1300万円(同49.2%減)となった。

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