ノジマnews｜年商5233億円0.1%減も経常利益2.7倍の過去最高益

(株)ノジマ（神奈川県横浜市、野島廣司社長）の2021年3月期は、売上高が5233億2700万円（前年同期比99.9％）、営業利益が338億2600万円（149.8％）だった。スルガ銀行株式会社の持分法適用化もあり、経常利益は646億4700万円（266.9％）、純利益は528億2700万円（332.0％）と、利益は過去最高となった。

営業利益率は6.5％、経常利益率は12.4%。

デジタル家電専門店運営事業の売上高は2459億1600万円（前年同期比113.7％）、経常利益は205億9400万円（150.8％）。コロナ下に自宅滞在時間が増えたことで、有機ELTV、ＰＣといったデジタル家電、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの生活家電の販売が好調に推移し、売上げ、利益ともに大きく伸長した。3月末店舗数は215店舗。

キャリアショップ運営事業の売上高は1826億5900万円（前年同期比88.1％）、経常利益は84億8400万円（125.3％）。

インターネット事業の売上高は468億0200万円（前年同期比97.7％）、経常利益は39億6200万円（115.2％）。テレワークやオンライン授業が定着したことにより超高速ブロードバンドサービスは再拡大傾向にある。3月末で598店舗をネットワークする。

海外事業の売上高は399億4700万円（前年同期比85.7％）、経常利益は28億9300万円（前年同期は経常損失12300万円）と黒字転換している。3月末で68店舗を展開する。

3月末の総店舗数は直営店が685店、キャリアショップのFC店が196店の計881店。