マキヤnews|コロナ特需で年商751億円10%増・経常利益155%増
(株)マキヤ(静岡県富士市、川原崎康雄社長)の2021年3月期は、売上高が750億8900万円(前年同期比10.0%増)、営業利益23億0500万円(176.2%増)、経常利益24億5800万円(154.9%増)、純利益14億0000万円(288.2%増)と大幅な増収増益だ。
同社はディスカウントストア「エスポット」、家具雑貨の専門店「エ・コモード」、「フードマーケットPOTATO」、「業務スーパー」、リサイクル専門店「ハードオフ/オフハウス」を、静岡、山梨、神奈川、埼玉の4県に展開する。
営業利益率3.1%、経常利益率3.3%。
新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう、「巣ごもり」「感染対策」需要等の高まりから、「フード(食品)」部門、「ノンフード(非食品)」部門ともに好調に推移し、前年同期を大幅に上回る売上げとなった。
またマキヤグループは経営改革プロジェクト「MAP3」(Makiya-group Advancing Profit3) を実施。これは経営改革目標数値として、①値引き・廃棄の「ロス額」の削減、②プライベートブランド・ファーストチョイスの販売強化による「値入率」の改善、③バックルーム運用ルール・作業改善などによる「生産性」の改善を指す。とくに「ロス額」の削減によって売上総利益率は前年同期に比べて0.36%改善した。
4店舗を新規出店し、2店舗を改装した。