エンチョーnews|年商386億円4.2%増・経常利益790%増・純利益も確保

(株)エンチョー(静岡県富士市、遠藤秀男社長)の2021年3月期は、売上高が386億0800万円(前年同期比4.2%増)。売上総利益率が改善し、チラシや集客イベントの自粛や営業時間短縮、休業の影響によって販管費が減少したことから、営業利益11億4700万円(317.4%増)、経常利益10億0600万円(790.6%増)、純利益は8億3300万円(前年同期は3億9100万円の純損失)と黒字化した。

営業利益率は3.0%、経常利益率は2.6%。

中期経営計画スローガンとして「ENCHOアクション」を掲げ、品揃えの最適化と専門店事業推進による売上高の拡大、収益力の向上、在庫の適正化、そして「働き方改革」に取り組んでいる。

ホームセンター事業は、新型コロナウイルス感染防止に関連する商品や、DIY用品、園芸用品、インテリア用品が伸長した。また夏物、冬物ともに季節品の販売が好調で、売上高は296億0100万円、101.2%の増収となった。専門店事業は、ハードウェアショップ、アウトドアショップ堅調に推移し、売上高は78億3100万円、116.8の増収だ。

7店舗の出店と3店舗の退店があり、3月末の店舗数は56店舗。

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