イオン北海道news|第1Q売上高793億円2.8%増・経常利益16%増
イオン北海道(株)(札幌市白石区、青栁英樹社長)の2022年2月期第1四半期は、売上高が792億8800万円(前年同期比2.8%増)、既存店も前年同期比102.0%と増収だ。営業利益10億2400万円(15.8%増)、経常利益10億0200万円(16.0%増)の増益も、前期に年金制度改定関連の特別利益を計上した反動などで四半期純利益8億1000万円(29.1%減)の減益となった。
営業総利益は、5月に一部店舗の専門店街を営業自粛したものの、前年の反動増の影響が大きく245億8900万円(前年同期比106.3%)。販売費及び一般管理費は大型活性化、セルフレジ導入などオペレーション改革の投資を積極的に実施し、235億6400万円(前年同期比105.9%)だった。
営業利益率、経常利益率ともに1.3%。
業態別の売上高は、GMS(総合スーパー)は430億400万円(前年同期比106.3%、既存店前年同期比106.3%)、SM(スーパーマーケット)は243億4400万円(99.4%、既存店97.4%)、DS(ディスカウントストア)は103億400万円(98.7%、既存店97.6%)。
ライン別の売上高は、衣料部門は前期の反動増に加え、積極的な販促を行ったランドセルが好調だったことや需要が高まっているルームウエアなどのイエナカ関連商品が堅調で前年同期比121.8%(既存店121.8%)。食品部門は内食、中食需要が継続しデリカやリカーが好調で100.9%(既存店99.9%)。住居余暇部門はゲーム関連やサイクル関連商品などが好調で104.0%(既存店103.9%)。
インターネット販売事業は、売上高前年同期比117.7%と伸長した。このうち、ネットスーパーは、新規会員数が増加し売上高は115.2%、インターネットショップ「eショップ」も134.9%と好調に推移した。
GMS2店舗、SM3店舗、DS1店舗の計6店舗で大型の改装を行った。
2021年度をスタート年度とする5カ年の中期経営計画では、「商品開発による商品力の強化」「既存店活性化の確実な実行」「全社ですすめるSDGs」の取り組みを掲げている。