サンエーnews|第2Q営業収益1029億円0.1%減・経常利益7.6%減も

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、上地哲誠社長)の2022年2月の第2四半期は、営業収益1029億0100万円(前年同期比0.1%減)、営業利益43億4500万円(12.0%減)、経常利益47億7900万円(7.6%減)、四半期純利益31億8800万円(5.0%減)と減収減益だ。

しかしそれでも営業利益率4.2%、経常利益率4.6%を堅持している。
沖縄県では、4月にまん延防止等重点措置が適用され、5月~8月にかけては緊急事態宣言が発令された。これに伴って、飲食店および一部の店舗で生活必需品以外は営業時間を短縮したことが利益を押し下げた。

サンエーは沖縄県内に出店を限定し、総合スーパーを中核にして、食品スーパーマーケットやフードサービス、さらにマツモトキヨシ、良品計画、東急ハンズ、ローソンなどのエリアフランチャイジーを展開する。したがって、食品スーパーマーケットは巣ごもり需要で潤ったが、他の業態は大きな打撃を受けた。

サンエーは「気づく、考える、実行する」経営方針のもと、人財力や仕組み力、商品力の向上に取り組むとともに、引き続き企業理念の浸透、七大基本の徹底、既存店の活性化、効率化を図り、顧客満足度の向上に努めて、その痛手を最小限に抑えた。それが営業収益0.1%マイナスの本質である。

結果として、2022年2月期の連結業績予想は下方修正せずに乗り切ることができると発表した。

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