U.S.M.Hnews｜第2Q営業収益3606億円3.6%減･経常利益53%減

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)（東京都千代田区、藤田元宏社長）の2022年2月期第2四半期は、営業収益が3605億9200万円（前年同期比3.6％減）、営業利益が52億6200万円（53.4％減）、経常利益が54億0500万円（52.9％減）、四半期純利益が28億9800万円（58.2％減）。

営業利益率、経常利益率ともに1.5％。

2度に渡る緊急事態宣言の発出とその延長、長雨や低温などの天候の影響を受けた。ただしコロナ以前の2019年同四半期比では、営業収益（4.7％増）、営業利益（93.2％増）、経常利益（94.0％増）、四半期純利益（566.4％増）と推移しており、減収減益は昨年の特需反動によるもの。

既存店の客数は100.3％、客単価96.4％。前年のようなまとめ買いの傾向は終息を見せ、買上点数が減少したで客単価は低下した。一方でネットスーパーや移動販売への需要は強い。部門別売上高は、デリカ（惣菜）部門が前年同四半期比5.9％増と伸長している。

事業会社別にみると、(株)マルエツ単体では、営業収益が947億4500万円（前年同期比96.2％）、営業利益27億円（47.1％）、経常利益32億8500万円(57.2%)、純利益21億1400万円(62.6%)。

創立60周年を迎えた(株)カスミは、営業収益が1411億円0100万円（97.1％）、営業利益23億2900万円（50.7％）、経常利益24億6900万円（52.3％）、純利益14億9000万円（50.6％）。

マックスバリュ関東(株)は営業収益が227億2900万円（94.1％）、営業利益2億9900万円（33.2％）、経常利益2億8800万円（32.2％）、純利益1億8500万円（26.1％）。