ABCマートnews|第2Q売上高1213億円18.7%増・経常利益60%増

(株)エービーシー・マート(東京都渋谷区、野口実社長)の2022年2月期第2四半期は、売上高が1213億0100万円(前年同期比18.7%増)となり、営業利益は143億0600万円(67.5%増)、経常利益は147億6400万円(60.7%増)、そして四半期純利益104億6300万円(88.8%増)と大幅な増収増益だ。

営業利益率11.8%、経常利益率12.2%。

スニーカーを中心としたスポーツシューズやカジュアルシューズの販売が引き続き好調だった。またレジャーやアウトドアでも使える商品の需要が拡大傾向にある。

エービーシー・マートグループでは、デジタルコマースの強化、ブランドシューズを揃える「GRAND STAGE」と「ABC-MART」との複合業態店舗の拡大、スポーツシューズとスポーツアパレルを含めたライフスタイルカジュアルの拡充を進めた。上期で30店舗を新規に出店し、8月末の店舗数は1388店舗。

国内の売上高は848億9600万円(20.7%増)、セグメント利益は124億2400万円(60.0%増)。地方郊外のショッピングセンターを中心に21店舗を出店し、10店舗を閉店した。店舗数は1043店舗。

海外の売上高は368億2100万円(14.2%増)、セグメント利益は18億5500万円(150.3%増)。春以降、アジアを中心に新型コロナウイルス感染症の再拡大があり、再び外出規制が敷かれたが、韓国は238億2700万円(13.3%増)、台湾は35億5200万円(2.8%増)、米国は94億3000万円(21.6%増)といずれも増収。2021年6月末の海外店舗数は、韓国277店、台湾61店、米国7店の計345店舗。

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