PLANTnews|9月本決算年商962億円0.1%増・経常利益11.4%増の増収増益

(株)PLANT(福井県坂井市、三ッ田佳史社長)が2021年9月期の決算を発表した。

2020年9月21日~2021年9月20日の業績は、売上高962億4100万円(前年同期比0.1%増)、営業利益15億4300万円(12.1%増)、経常利益16億5600万円(11.4%増)、純利益は11億5500万円(10.6%増)で、増収増益だった。

営業利益率は1.6%、経常利益率は1.8%。

同社は収益力の強化を最重要課題とし、次のような施策に積極的に取り組んでいる。

第1は、「新たな顧客の創造」策である。⑴プライベートブランド(PB)商品開発の強化、⑵買物環境改善のための売場改装、キャッシュレス対応、⑶新たな顧客サービスとしてEC販売、ピックアップサービスの推進、そして⑷新業態の開発。

第2は、「粗利改善・経費削減」策として、ロス対策とバイヤーの交渉力の強化、自動発注システムによる在庫適正化、そして業務効率化による労働時間の削減。

第3は、「コロナ禍におけるスーパーセンターの使命」として、社会のインフラとして日常生活に必要な商品をワンストップで提供し、広大な店舗面積を活かして安心して買物ができる環境の整備。

2022年9月期は、「改装での既存店活性化による客数増」「PB強化による差別化・粗利改善」「業務改革による人件費削減」を重点施策とし、収益構造改革に取り組む。売上高955億円(前年同期比0.5%増)、営業利益15億5000万円(0.4%増)、経常利益16億6000万円(0.2%増)、純利益11億6000万円(0.4%増)を見込む。

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