いなげやnews|第2Q営業収益1290億円(5.7%減)、経常利益53.4%減

(株)いなげや(東京都立川市、本杉吉員社長)が2022年3月期の第2四半期を発表した。

営業収益は1290億3700万円(前年同期比5.7%減)、売上高が1237億0200万円(6.0%減)、営業利益20億6800万円(55.4%減)、経常利益22億2000万円(53.4%減)、そして四半期純利益16億5200万円(47.6%減)となった。

営業利益率1.6%、経常利益率1.7%。

なお、同社は「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用している。

事業セグメントごとの状況は次のとおり。

スーパーマーケット事業のセグメント売上高は1016億5100万円(6.7%減)、セグメント利益は14億9400万円(63.1%減)となった。特需が発生した前年の反動から、一点単価や買上点数が前年を下回り、既存店売上高は前年同期比3.3%減少した。店舗面では6店舗の改装と1店舗の閉鎖により、期末店舗数は132店舗となっている。

なおこれまで、同社のスーパーマーケット事業は(株)いなげやと(株)三浦屋で構成されていたが、7月30日付けで三浦屋の製造事業を吸収分割により、小売支援事業を構成している(株)サンフードジャパンに承継させた。吸収分割後の三浦屋の全株式は8月1日付けで(株)丸の内キャピタルが管理・運営する丸の内キャピタル第二号投資事業有限責任組合に譲渡した。これに伴い、三浦屋をいなげやの連結子会社から除外した。

(株)ウェルパークが営むドラッグストア事業は、セグメント売上高217億1100万円(2.7%減)、セグメント利益は4億1200万円(2.0%減)となった。既存店売上高は前年同期比1.9%減少した。店舗面では2店舗を新設、17店を改装した。また1店舗を閉鎖したことにより、期末店舗数は137店舗となった。

小売支援事業は、卸売業の(株)サンフード、店舗警備や施設管理等の(株)サピアコーポレーション、障害者雇用の(株)いなげやウィング、農業経営の(株)いなげやドリームファームで構成されている。セグメント売上高は3億3900万円(35.0%増)、セグメント利益は1億8600万円(0.3%増)となった。

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