ワークマンnews|第2Q売上高738億円・経常利益129億円・総店舗924店

(株)ワークマン(群馬県高崎市、小濱英之社長)が2022年3月期第2四半期の決算を発表した。今年度から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため、前年比増減率は記載していない。

上半期の業績は、売上高737億5600万円、営業総収入552億9500万円、営業利益126億0400万円、経常利益128億9100万円、四半期純利益79億9900万円となった。

売上高に対する営業利益率は17.1%、同経常利益率は17.5%と極めて高い。

第2四半の施策として、商品ではプロユーザーはもとより、アウトドアや普段使いなど幅広く着回しできる「空調ウエア」を強化した。また、コロナ禍で自然志向が高まるなか、アウトドアギアやシューズを拡充し、客層拡大を図った。これにより PB(プライベート・ブランド)商品のチェーン全店の売上高構成比は前年同期比3.9ポイント増の58.0%となった。

販売に関しては、新商品リリースや店舗内覧会を通じて、WEB媒体やTVなどのメディア露出を高めることで、客層拡大と売上げ向上を図った。また、恒例となった「過酷ファッションショー」を開催し、さらに過酷さを増した荒れ狂う天候の再現や炎の演出で高機能な新商品をアピールした。

店舗展開に関しては、持続的成長に向けた取り組みとして、売場面積・駐車台数を拡張した店舗を出店し、ドミナント戦略の強化を図った。また、新フォーマット「#ワークマン女子」のロードサイド展開を実施した。

全体ではロードサイドに17店舗、ショッピングセンターに3店舗を新規出店した。3店舗でスクラップ&ビルドを実施し、39店舗でワークマンプラスへの改装を行った。物流では、伊勢崎流通センター(群馬県)を6670坪増築し、加盟店への安定供給と物流の効率化を図った。

9月30日時点で、フランチャイズストア(加盟店A契約店舗)が前期末より20店舗増えて881店舗、直営店(加盟店B契約店舗、トレーニング・ストア、ショッピングセンター店舗)は2店舗減って43店舗となった。46都道府県下に合計924店舗を展開している。このうちワークマンプラスが329店舗、#ワークマン女子が7店舗となった。

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