アインnews|第2Q売上高1530億円5.2%増・経常利益47%増

(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)の2022年4月期第2四半期は、売上高が1529億7200万円(前年同期比5.2%増)、営業利益57億7600万円(47.1%増)、経常利益61億2700万円(35.6%増)、四半期純利益33億3800万円(26.9%増)と増収増益だ。

営業利益率3.8%、経常利益率4.0%。

ファーマシー事業の売上高は1369億0500万円(6.9%増)、セグメント利益は104億9100万円(25.3%増)と好調だった。これは既存店の処方箋枚数の回復と前期出店した店舗が堅調に推移したことによる。

8月に「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の一部を改正する法律」により特定の機能を有する薬局として「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」の認定制度が開始された。これを受け、同社では従来から取り組んでいる在宅医療、多職種連携、薬剤師の専門教育等を一層強化していく方針だ。

営業面では、大型薬局の積極的な出店と投資回収を重視したM&Aを出店戦略としている。グループ全体で合計33店舗を出店し、4店舗を閉店、3店舗を事業譲渡したことにより、10月末の薬局総数は1091店舗となった。

コスメ&ドラッグストア事業(リテール事業)の売上高は、98億1600万円(4.6%増)、セグメント損失は11億2500万円(前年同期は10億1400万円の損失)の営業赤字。4店舗を出店、1店舗を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は72店舗。

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