ウエルシアnews|第3Q売上高7564億円6.5%増・経常利益6.1%減の増収減益

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)が2022年2月期第3四半期の決算を発表した。

2021年3月1日~11月30日の業績は、売上高7564億0300万円(前年同期比6.5%増)、営業利益298億1500万円(9.6%減)、経常利益329億4300万円(6.1%減)、四半期純利益202億0800万円(6.8%減)と増収減益だ。

営業利益率3.9%、経常利益率4.4%。

物販売上げについては、化粧品部門が依然としてコロナ以前の状況に戻らない。また食品部門は前期の特需の反動があって、低調だった。調剤売上げは、薬価改定の影響があったものの、調剤併設店舗数の増加(11月末1797店舗)により処方箋受付枚数が増加した。

品目別売上高は「医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品」が1500億1600万円(2.3%増)、「調剤」が1474億1500万円(15.1%増)、「化粧品」が1180億9600万円(5.1%増)、「家庭用雑貨」が1095億5400万円(4.6%増)、「食品」が1705億9300万円(4.5%増)。

販管費については、人時コントロールによる店舗人時数管理をさらに徹底し、自動発注などの推進による店舗業務の効率化を進め、既存店舗への調剤併設を推進し薬剤師の適正配置を図るなど、人件費を中心に適正化に努めた。

ウエルシア薬局(株)を存続会社として、3月1日付で愛媛県を中心に四国エリアで調剤事業を展開する完全子会社の(株)ネオファルマーと(株)サミットを吸収合併している。グループ全体で115店舗を出店し、21店舗を閉店した。11月末の店舗数は2312店。

通期は、売上高1兆210億円(7.5%増)、営業利益443億円(3.1%増)、経常利益476億円(3.9%増)、当期純利益270億円(3.6%減)を見込む。

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