天満屋ストアnews|第3Q営業収益498億円3.2%減・経常利益6.3%増

(株)天満屋ストア(岡山市北区、野口重明社長)の2022年2月期第3四半期は、営業収益が497億6000万円(前年同期比3.2%減)、営業利益15億4100万円(6.2%減)、経常利益18億1200万円(6.3%増)、四半期純利益11億2800万円(4.2%増)。

営業利益率3.1%、経常利益率3.6%。

小売事業は、大型店舗の休業や時短営業の影響や前年の巣ごもり需要の反動を受け、衣料品・生活用品の売上げ回復が遅れたことから、営業収益457億4500万円(3.4%減)、営業利益13億0700万円(10.5%減)。

天満屋ストアではキャッシュレス決済の推進、取り扱い金券の電子化、ネット販売の拡大に努めた。また生活応援として、スーパーハピープライス商品を主力とするEDLP(低価格戦略)の強化や、Edy付きハピーカードの新販促、地元企業と連携した販促やSNSを活用した業務のデジタル化による生産性の向上を進めた。

2021年度は3月に岡南店(岡山市南区)の食料品売場の改装と複合商業施設「アクロスプラザ岡南」の一部開業、4月に岡輝店(岡山市北区)、7月に広島県府中市と連携したまちづくりに取り組む府中天満屋を全面改装した。府中天満屋は2階に府中市が運営する若者、女性、子育て世代などを対象とした施設の「i‐coreFUCHU(イコーレフチュウ)」が開設されている。そして9月に老松店(倉敷市)を全面改装するなど、既存店舗の活性化にも注力した。

(株)セブン&アイ・ホールディングスとの業務提携面では、6月から26店舗にセブン銀行ATMを増設した。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧