アクシアルnews|第3Q売上高1856億円・経常利益19%減/過去2番目の好業績

アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)が2022年3月期の第3四半期決算を発表した。同社は今期期首より「収益認識関する会計基準」等を適用しているため、売上高対前年同期増減率は記載していない。

2021年4月~12月累計の売上高は1856億2700万円、営業利益87億8100万円(前年同期比18.6%減)、経常利益90億3000万円(19.1%減)、そして四半期純利益が60億1900万円(19.7%減)だった。

営業利益率4.7%、経常利益率は4.9%。

アクシアルリテイリングは、新潟県を中心とする(株)原信、(株)ナルス、群馬県を中心とする(株)フレッセイのスーパーマーケット3社で構成される。

第3四半期は前年の特需による反動減が業績数値に表れているものの、売上高、各利益のいずれも同四半期としては過去2番目の実績となっている。内食・中食需要の高まりや人々の生活様式の変化が業績を大きく押し上げている。

スーパーマーケット事業の経営成績は、売上高1851億8100万円、営業利益が83億4200万円(19.8%減)となった。来店客数は既存店で2.3%減少した一方で、客単価は0.8%増加、買い上げ点数も0.9%増加した。まとめ買いや内食・中食の増加といった顧客動向が継続している。また一品単価は昨年よりも野菜相場が低めに推移した影響で0.2%減少した。

売上総利益率は、前年同期に比べ2.4ポイント増加し、28.9%となった。なお、「収益認識に関する会計基準」等の影響を除いた売上総利益率は、前年同期の反動による商品回転率の低下で、0.3ポイント減少し、26.2%だった。

店舗面では、10月に原信川窪店(新潟県南魚沼市)とフレッセイフィール藤岡店(群馬県藤岡市)、11月にフレッセイ太田飯塚店(群馬県太田市)を新設した。また、11月に原信糸魚川東店(新潟県糸魚川市)を改装、同じく11月にフレッセイ寄木戸店(群馬県邑楽郡)を閉鎖した。これにより、12月末の店舗数は原信67店舗、ナルス13店舗、フレッセイ50店舗となり、グループの合計店舗数は130店舗となった。

 

 

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