AOKI news|第3Q売上高1027億円8.5%増も経常損失25億円/赤字幅縮小

(株)AOKIホールディングス(神奈川県横浜市、青木彰宏社長)が2022年3月期の第3四半期決算を発表した。

売上高は1027億1300万円(前年同期比8.5%増)、営業損失17億3400万円(前年同期は営業損失121億4100万円)、経常損失25億1100万円(前年同期は経常損失128億5700万円)、四半期純損失25億6300万円(前年同期は四半期純損失114億4100万円)。

なお、第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用している。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は28億0900万円減少し、営業損失および経常損失はそれぞれ3億7900万円減少している。

ファッション事業の売上高は530億4300万円(0.2%減)、営業損失は販管費の削減等で23億3800万円(前年同期は営業損失48億7800万円)。

「ライフ&ワークスタイルのAOKI」への進化を目指し、「パジャマスーツ」を軸としたカジュアル領域を拡大した。具体的には「パジャマスーツ」を前年比約10倍の商品ラインナップに拡げ、初のCM展開などマーケティング施策を強化した。さらに新しいカジュアルシリーズとして「選ぶヨロコビ、着るヨロコビ」をコンセプトに、「JOYカジュアル」を投入。レディース商品では、働く女性に向けて機能性セットアップスーツを中心とした「MeWORK(ミワク)」プロジェクトの本格的な展開をスタートさせている。

店舗面では、AOKIおよびORIHICAで各1店舗を新規出店した一方、営業効率改善のためAOKIで6店舗とORIHICAで4店舗を閉鎖した。12月末の店舗数は621店(前期末628店)となった。

アニヴェルセル・ブライダル事業の売上高は65億1700万円(22.3%増)、営業損失は5300万円(前年同期は営業損失26億300万円)。

エンターテイメント事業の売上高は421億9100万円(19.6%増)、営業利益は2億0500万円(前年同期は営業損失55億1700万円)と増収増益となった。

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