セキチューnews|21年通期営業収益317億円2.4%減・経常利益36.8%減
ホームセンターの(株)セキチュー(群馬県高崎市、関口忠弘社長)が2022年2月期の本決算を発表した。
営業収益が317億4500万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は5億7600万円(41.7%減)、経常利益は6億4600万円(36.8%減)、純利益は1億8300万円(70.7%減)と、前年度の「巣ごもり需要」による売上高の伸長に対する反動減によって減収減益となった。
営業利益率は1.8%、経常利益率は2.0%。
「ホームセンター事業」は特需の反動や複数店舗の改装による費用発生によって減収減益。売上高は311億2000万円(2.5%減)、セグメント利益は3億1400万円(57.8%減)となった。
商品部門別では衛生用品など苦戦した部門が多くあったものの、レジャー用品やペット用品等、好調に推移した部門もあった。
「DIY用品」の売上高は161億6900万円(2.5%増)となった。ペット部門、リフォーム部門、木材部門等が好調に推移した。
「家庭用品」は、日用品・家庭用品部門が主に衛生用品等で前年を大きく下回り、売上高は96億5000万円で、10.5%減少した。
「カー用品・自転車・レジャー用品」は、レジャー・スポーツ部門、灯油部門が好調に推移したものの、食品部門や文具部門の販売が低調に推移し、売上高は49億3400万円(0.9%減)となった。
「その他」部門は、3億6500万円(1.3%減)で前年度と同水準だった。
一方、「不動産賃貸事業」では、前年度にテナントからの賃料減額要請があったこと等が影響し、今年度は営業収入およびセグメント利益は増加した。営業収入は6億2500万円(2.2%増)、セグメント利益は2億6100万円(7.4%増)。