エコスnews|21年度営業収益1377億円1.2%増・経常利益3.1%増
(株)エコス(東京都昭島市、平邦雄社長)が2022年2月期の本決算を発表した。
営業収益1376億5100万円(前年同期比1.2%増)、営業利益59億0100万円(2.8%増)、経常利益60億4600万円(3.1%増)。特別利益として固定資産売却益等1億5百万円が発生し、また特別損失として減損損失等が3億3400万円が発生したことにより、当期純利益は38億9800万円(150.7%増)となった。
営業総利益は、商品調達コストの見直しや在庫効率の改善等に努め、前年度に比べ8億9200万円増加(2.5%増)した。
営業利益率4.3%、経常利益率4.4%。
店舗運営面では、集客に繋がる商品を割安感のある価格で投入し、エブリデイロープライスに挑戦した。またエコスグループ全店で利用できる自社電子マネー付きポイントカード(新ハッピーカード)を導入し、売上げ・コスト・生産性の改善を図った。
商品面では、地域市場を活用した商品を積極的に導入し、おいしさ、品質と価格の両面で競争力の高い生鮮食料品を提供した。またグループ食品工場で企画・製造した独自商品の提供を拡大し、惣菜売場等の活性化に努めた。日配・加工商品などについては、エブリデイロープライス商品を投入するなど積極的な販売活動を推進した。
店舗面においては、新規店舗が1店舗、退店が1店舗。その結果、エコスグループの店舗数は128店舗となった。リニューアルは5店舗で実施した。