Olympic news|21年度年商988億円8.3%減/出店や業態転換を実施
(株)Olympicグループ(東京都国分寺市、木住野福寿社長)が2022年2月期の本決算を発表した。
営業収益988億4900万円(前年同期比8.3%減)、営業利益19億2800万円(58.6%減)、経常利益18億1400万円(60.3%減)、当期純利益9億0500万円(70.2%減)。
営業利益率2.0%、経常利益率1.8%。
同グループの部門別売上高と構成比は、食品部門が548億9500万円(前年比96.2%)で売上げ全体の59.2%を占める。また非食品部門は377億6000万円(85.8%)で構成比40.8%となっている。
同社は事業の成長・拡大を目指して新規出店を積極的に進め、2021年9月にディスカウントストア「Olympic外神田店(東京都千代田区)」、10月に「Olympicおりーぶユーカリが丘店(千葉県佐倉市)」を出店した。さらに2022年2月には食品スーパー「Olympic六本木店(東京都港区)」を出店した。
また2020年12月に(株)優翔を子会社化し、食品スーパー「フジマート」取得した。取得した6店舗のうち、4店舗は食品スーパー「Olympic」に転換、1店舗は自転車専門店「サイクルオリンピック」に業態変更し、統合効果を高めた。
2021年7月には靴専門店「シューズフォレスト仙川店(東京都三鷹市)」をディスカウントストア「Olympic仙川店」に業態変更、2022年2月にはディスカウントストア「Olympic瀬谷店(神奈川県横浜市)」の一部を業態変更してDIY・ガーデニング専門店「おうちDEPO瀬谷店」としてオープンするなど、積極的な店舗改装を実施した。
さらに動物病院は、2021年7月に4院目となる「動物総合医療センター高井戸」(東京都杉並区)を開院し、事業を拡大した。