ケーズnews|年商7472億円5.7%減・経常利益18.0%減の減収減益
(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2022年3月期決算を発表した。
売上高が7472億1900万円(前年同期比5.7%減)、営業利益417億5500万円(19.3%減)、経常利益465億4500万円(18.0%減)、四半期純利益285億4700万円(26.3%減)と、減収減益となった。
営業利益率5.6%、経常利益率6.2%。
ケーズデンキグループは、「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜する。それに則って、「現金値引」「長期無料保証」「あんしんパスポート」などのサービスを提供する。
第1四半期は、緊急事態宣言下での休業要請を受け、最長で4月25日から5月13日まで、大阪府、兵庫県、京都府に立地する全39店舗を臨時休業した。
7月および8月の天候不順や11月および12月に気温が高めに推移したことでエアコンや暖房商品、冷蔵庫等が低調に推移した。1月以降は寒波が到来し堅調に推移したものの、2020年5月の特別定額給付金の支給や猛暑で非常に好調であった前連結会計年度を下回る結果となった。
直営店15店を開設し、直営店1店を閉鎖して店舗網の強化と経営の効率化を図った。3月末の店舗数は533店(直営店529店、FC店4店)。