G-7news|年商1685億円3.0%増・経常利益7.8%増/業務スーパー事業が牽引

(株)G-7ホールディングス(兵庫県神戸市、金田達三会長兼社長CEO)の2022年3月期連結売上高は 1685億2500万円(前期比3.0%増)、営業利益74億4800万円(5.5%増)、経常利益78億7700万円( 7.8%増)、当期純利益52億5500万円(同 8.2%増)の増収増益となった。

営業利益率は4.4%、経常利益率は4.7%。

G-7グループは、「業務スーパー」とカー用品を扱う「オートバックス」のフランチャイズチェーン(FC)事業を中核としている。

業務スーパー事業は売上高が891億9000万円(7.5%増)、経常利益が42億5800万円( 8.5%増)の増収増益。新規出店による増収効果や、メディアやSNSの効果による業務スーパー商品の紹介によって客数が増加して、売上げおよび利益面ともに前年度を大きく上回った。新規出北海道に2店舗、首都圏に2店舗、中部圏に1店舗、九州圏に5店舗。子の新店も寄与した。「業務スーパー」の店舗数は175店舗。

オートバックス・車関連事業の売上高は 370億1200万円(1.9%増)、経常利益27億5900万円(37.9%増)。上期はの感染拡大の影響から、帰省や行楽のドライブ需要が減少し、主力商品であるタイヤ、ナビゲーション、ドライブレコーダー等のカー用品関連の販売が伸び悩んだ。「オートバックス」などの店舗数は97店舗。

「お肉のてらばやし」を展開する精肉事業数は売上高が192億0800万円(前期比0.2%減)、経常利益は 43億0600万円(48.4%減)。コロナ禍で急拡大した内食需要の反動減による既存店の売上減少が響いた。店舗数は153店舗。

ミニスーパー「miniピアゴ」および農産物直売所「めぐみの郷」を展開するその他事業は、前期の内食需要の反動減と、新規出店による出店費用の増加もあって、売上高が231億1300万円(前期比7.5%減)、経常利益が2億1100万円(54.1%減)。「miniピアゴ」の店舗数は69店舗、「めぐみの郷」の店舗数は44店舗。

2023年3月期は売上高1800億万円(6.8%増)、営業利益77億円(3.4%増加)、経常利益80億円(1.6%増加)、当期純利益54億万円(2.7%増加)を見込む。

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