アークスnews | 第1Q営業収益1382億円・経常利益9.6%減
(株)アークス(北海道札幌市、横山清社長)は2023年2月期第1四半期決算を発表した。売上高1382億9700万円、営業利益38億4500万円、経常利益42億900万円(9.6%減)、四半期純利益28億7200万円(0.4%減)。
「収益認識に関する会計基準」等を今期首から適用しているため、各数値比較対象となる会計処理方法が異なることから、売上高及び営業利益の対前年増減率は出していないが、わずかに経常減益となった。営業利益率2.8%(前年数値3.0%)、経常利益率3.0%(同3.3%)はともに前年同期よりわずかに率をダウンさせた。
期中、3月21日より「まん延防止等重点措置」が解除されたことによる人流回復などから、客数は前年同期比で1.9%減。一方で、物価上昇に伴い1点単価は前年同期比3.2%アップ、1人当たり買上点数は同0.7%減少となったが、客単価は前年同期比 2.5%増、既存店売上高は同0.5%増となった。
物価高騰に伴う仕入高が増加する中で、売上総利益率は原価削減等の取り組みにより前年水準の24.9%を確保したが、販管費率は光熱費を中心とした販管費増加により対前年同期比0.4ポイント上昇、22.1%となり減益要因となった。グループ合計店舗数は375(北海道220、東北124、北関東31)。期中の増減はなし。