ベルクnews | 第1Q営業収益740億円/経常利益12.1%減も4.2%確保
(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、原島一誠社長)は2023年2月期第1四半期決算を発表した。営業収益740億5000万円、営業利益29億8600万円、経常利益31億2000万円(12.1%減)、四半期純利益20億7800万円(13.5%減)。「収益認識に関する会計基準」等を今期首から適用しているため、各数値比較対象となる会計処理方法が異なることから、営業収益、営業利益の対前年増減率は出していないが、経常減益となった。
営業利益率4.0%(前年数値4.6%)、経常利益率4.2%(同4.8%)はともに前年同期より率をダウンさせた。売上総利益率は26.8%(同24.6%)と向上させた。
期中の取り組みでは、①大型キャンペーンの展開によるアプリ会員の増加と集客強化、②商品特化型チラシの導入による固定客づくり、③PB「くらしにベルク」の拡大など、が挙げられる。特に②③については高荒利益商材だけに拡販策が利益率改善につながった。店舗面では新店1店(フォルテ我孫子店)、2店舗の改装を行った。期末店舗数は127店となった。