ケーズnews|第1Q売上高1771億円2.0%減・経常利益33.5%減の減収減益

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2023年3月期の第1四半期決算を発表した。

売上高1770億8900万円(前年同期比2.0%減)、営業利益68億9500万円(39.7%減)、経常利益83億2300万円(33.5%減)、四半期純利益55億0500万円(35.2%減)で大幅な減益となった。

営業利益率3.9%、経常利益率4.7%。

ケーズホールディングスは、正しいことを確実に実行する「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜し、お客に伝わる「本当の親切」を実行すべく、「現金値引」、「長期無料保証」、「あんしんパスポート」などのお客の立場に立ったサービスを提供し、家電専門店としてお客の利便性を重視した地域密着の店舗展開、営業活動を行ってきた。

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、一部の店舗で時短営業を継続した。

売上高は観測史上最速の梅雨明けにより6月最終週は酷暑となったことで、エアコンや冷蔵庫が非常に好調に販売されたものの、一部商品の引き渡しおよび設置工事が第2四半期以降にずれ込むことから、今期に計上されず前年同期を下回った。

利益面では、前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響でチラシの折込や店舗修繕を一部自粛していたが、今年はそれらを平常どおり実施したため広告宣伝費および修繕費が増加したことや、電気代の値上がりで水道光熱費等が増加したことにより、各利益ともに前年同期を大きく下回る結果となった。

出退店状況については、直営店6店舗を開設し、店舗網の強化・経営の効率化を図った。2021年6月末の店舗数は539店(直営店535店、FC店4店)となった。

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