サンドラッグnews|第1Q売上高1665億円1.4%増・経常利益6.0%減

(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の2023年3月期第1四半期は、売上高1664億5500万円(前年同期比1.4%増)、営業利益90億5800万円(5.6%減)、経常利益91億6900万円(6.0%減)、四半期純利益62億9800万円(7.4%減)の増収減益だった。

営業利益率5.4%、経常利益率5.5%。

ドラッグストア事業の売上高は1084億9000万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は56億3600万円(8.7%減)。生鮮食料品導入等の積極的な店舗改装を実施したが、郊外型店舗では、一昨年の巣ごもり消費需要の反動減影響が5月まで継続した。駅前型店舗では、インバウンド需要消失、コロナ禍における化粧品需要減少が継続した。また、天候不順やそれに伴う季節商材の不振、中国のロックダウンによる越境EC需要の大幅減少の影響が重なり、売上高が前年同期を下回った。

経費面では、電子棚札導入等の業務効率化を推進した。また、原油価格上昇に伴い光熱費が増加したが、全社的に節電に取り組み経費抑制に努めた。ドラッグストア事業の出店などの状況は、6店舗を新規出店し、24店舗を改装した。一方で3店舗を閉店した。

ディスカウントストア事業の売上高は703億5400万円(5.5%増)、営業利益は34億2200万円(0.0%減)。ドラッグストア事業の郊外型店舗同様、一昨年の巣ごもり消費需要の反動減影響が5月まで継続した。ペット用品といった好調商品の販売を強化したことや、6月からの急激な気温上昇に伴って夏物家電が順調に推移したことから、売上高は前年同期を上回った。ディスカウントストア事業では3店舗を新規出店し、6店舗を改装したほか、1店舗を閉店した。

サンドラッググループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業が、直営店749店舗、㈱星光堂薬局71店舗、㈱サンドラッグプラス63店舗、フランチャイズ店66店舗の計949店舗。ダイレックス㈱が担うディスカウントストア事業は337店舗。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧