三越伊勢丹news|第2Q売上高2229億円18.6%増・経常利益95億円

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、細谷敏幸社長CEO)の2023年3月期第2四半期連結業績は、売上高は2228億7400万円(前年比18.6%増)、営業利益は89億4000万円(前年同期は営業損失77億5800万円)、経常利益が95億3700万円(前年同期は経常損失71億1400万円)、四半期純利益が77億6600万円(前年同期は四半期純損失81億3600万円)だった。

百貨店セグメントの売上高は1939億0300万円(16.5%増)、営業利益は51億3300万円(前年同期は営業損失126億3600万円)。人の往来が再開したことで来店客数が大幅に回復し、売上げ、営業利益ともに前年実績、計画を大きく上回った。

営業利益率は4.0%、経常利益率は4.3%。

中期経営計画(2022年度〜2024年度)の初年度となる今年度は、「再生」の確度を高め、「結実」を見越した「展開」を仕込み始める1年として位置づけ、「百貨店の再生」を期初計画よりも前倒しで進めている。2024年度には、統合後の過去最高益となる営業利益348億円を超える利益水準の達成を目指す。

個人外商グループ取扱高は、前年実績、計画を上回った。専任組織として、外商統括部に「海外顧客担当」を設置した。三越伊勢丹アプリ会員数は、前年実績、計画ともに大幅に上回っている。また首都圏店舗を中心に、ラグジュアリーブランド、宝飾・時計といった高額品が好調に推移したことから、購買単価は、コロナ以前の2018年度水準を上回った。海外百貨店は、上海でのロックダウンなど中国店舗は厳しい営業状況が続くが、アセアン店舗は、コロナ規制の大半が撤廃され、来店客数が大幅に回復し、売上げ、営業利益ともに前年実績、計画を大きく上回り好調に推移している。

2022年6月に、持分法適用関連会社である(株)エムアイフードスタイルの株式を再取得し、子会社化した。同社はクィーンズ伊勢丹25店舗を運営している。

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