やまやnews|第3Q売上高1173億円5.4%増/コロナ協力金の反動で経常減益

(株)やまや(宮城県仙台市、山内英靖社長)が2023年3月期の第3四半期決算を発表した。売上高1173億0800万円(前年同期比5.4%増)、営業利益24億4800万円(同51.5%増)、経常利益25億5300万円(同69.3%減)、四半期純利益17億7900万円(同57.4%減)。

売上高、営業利益は増収増益となったが、前期は雇用調整助成金、新型感染症拡大防止協力金約60億円が計上されていたため、反動により、経常減益となった。

中核事業である酒販売上高は1011億2900万円(同1.4%減)、営業利益は37億2900万円(同13.4%減)。ともに微減にとどめたが、第3四半期連結累計期間では、新型コロナウイルス感染拡大の影響による巣ごもり需要は継続して残っていたことや10月メーカー値上げ後もしばらく価格を据え置いて販売したことで仮需の反動減を緩和することができたため。

また11月サッカーワールドカップ・カタール大会の開催期間の家飲み需要の増加、11月のボージョレヌーヴォーでは予約受注活動が功を奏したことで、販売実績は金額ベースで前年並みを維持した。

また10月から全国旅行支援が開始され、全国の店舗で旅行支援クーポン利用客増加や年末帰省客による手土産、ギフト需要も寄与した。

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