神戸物産news|第1Q売上高1079億円11.5%増・経常利益72.2%減
(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が2022年10月期の第1四半期決算を発表した。2022年11月1日~2023年1月31日の業績は、売上高1079億4200万円(前年同期比11.5%増)、営業利益63億3800万円(14.9%減)、経常利益21億1800万円(72.2%減)、四半期純利益13億4800万円(73.7%減)の増収増益。
中核事業である業務スーパー事業は、売上高が945億7900万円(13.0%増)。出店7店舗、退店2店舗で5店舗純増、総店舗数は1012店舗となった。新規出店の内訳は、直轄エリア5店舗、地方エリア2店舗。出店は九州を中心に全国的に新規出店を行った。オーナーの出店意欲も引き続き旺盛であり、また、営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転等を積極的にフランチャイズオーナーの拡大を勧めた。
経営成績については、為替の急激な変動や物価上昇による仕入れコストの上昇で利益率が低下,減益となったが、価格戦略が功を奏したことや、「業務スーパー」の魅力であるプライベートブランド商品が多くのメディアやSNSで取り上げられたことで、業績の拡大が続いている。業務スーパー事業の累計期間売上高は1048億1800万円(10.8%増)となった。