サンエーnews|2月期営業収益2135億円4.5%増・経常利益115億円13.8%増
(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、新城健太郎社長)が2023年2月期決算を発表した。営業収益(売上高および営業収入)が2135億2200万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は111億9000万円(34.4%増)、経常利益は115億5400万円(13.8%増)、純利益は75億6900万円(13.6%増)の増収増益となった。
今期のサンエーは外出機会の増加で衣料品の販売が増加したことに加え、入域観光客数が前年を上回ったこと等により、徐々に持ち直した。
店舗状況については、3月に「ジョイフルよなばる店」(沖縄県島尻郡)、5月に「V21カママヒルズ食品館」(沖縄県宮古島市)、「和風亭宮古店」(沖縄県宮古島市)、8月に「Ⅴ21食品館安里店」(沖縄県那覇市)、2月に「和風亭石垣店」(沖縄県石垣市)の計5店舗を閉店、6月に「宮古島シティ」(沖縄県宮古島市)を開店し、10月に大型商業施設「那覇メインプレイス」(沖縄県那覇市)を改装した。
セグメント別の業績では小売事業の営業収益が2061億9400万円で前年同期比4.4%増となった。外出機会の増加で衣料品や外食が前年を上回った。セグメント利益は103億1400万円と33.2%増加した。コンビニエンスストア事業はFC店舗を9店舗新規出店、10店舗閉店。
外出機会の増加で既存店売上げが前年を上回ったことで営業収益は73億5700万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は8億7300万円(同50.0%増)となった。