ワッツnews|第2Q売上高296億円3.7%増・経常利益60.1%減

(株)ワッツ(大阪市中央区、平岡史生社長)が2023年8月期第2四半期の決算を発表した。

売上高295億5000万円(前年同期比3.7%増)、営業利益2億7100万円(57.3%減)、経常利益2億7000万円(60.1%減)、四半期純利益2億9200万円(19.1%減)。

営業利益率、経常利益率ともに0.9%。

ワッツグループは 100円ショップ「Watts(ワッツ)」「Watts with(ワッツ ウィズ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」のほか、収益源の多角化を図るためにファッション雑貨店やディスカウントショップも展開している。

国内100円ショップ事業は、「ワッツオンラインストア」に「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」「Tokino:ne(ときのね)」の商品のほか、オンラインショップ限定商品も導入し、掲載商品数は約1万9000アイテム以上と大幅に拡充した。

また、精算業務の効率化による生産性向上等を目的にキャッシュレス専用のセルフPOSレジ導入を進めるとともに、既存店舗のブラッシュアップを図るため、ハンドメイド関連コーナーの導入やリニューアルを順次進めている。

出店については通期計画の236店の計画のうち、第2四半期までに104店を新設した。退店は53店(うちFC2店)。2月末時点の店舗数は、直営が1671店(53店純増)、FCその他が21店(2店舗減)の計1692店舗。また、「Watts」「Watts with」ブランド店舗は1131店(102店純増)と全体の約66.8%となった。

その他の国内事業では、雑貨店「Buona Vita」は15店舗(8店舗減)となった。時間をテーマにしたおうち雑貨店「Tokino:ne」は直営2店舗(増減なし)に加え、同社100円ショップへのコーナー展開を約200店舗で開始した。生鮮スーパーとのコラボである「バリュー100」は1店舗(増減なし)、ディスカウントショップ「リアル」は5店舗(1店舗減)となった。

海外事業では、東南アジアを中心とした均一ショップ「KOMONOYA(コモノヤ)」がタイで32店舗(5店舗減)、ペルーで15店舗(1店舗増)を展開している。中国での均一ショップ「小物家園(コモノカエン)」は 4店舗(増減なし)、自社屋号の「KOMONOYA」「小物家園」の店舗数は51店舗(4店舗純減)となった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧