ビックカメラnews|第2Q売上高4077億円3.9%増・経常利益21.0%減

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)が2023年8月期第2四半期決算を発表した。

売上高4076億5300万円(前年同期比3.9%増)、営業利益73億8200万円(21.8%減)、経常利益84億2200万円(21.0%減)、四半期純利益42億0500万円(11.9%減)となった。

営業利益率1.8%、経常利益率2.1%。

家電小売業界における売上げは、ゲーム等が好調、理美容家電等が堅調に推移した。テレビ等が低調だったものの、概ね堅調に推移した。

このような状況のなか、同社グループは、「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する、進化し続けるこだわりの専門店の集合体」と定めた企業理念のもと、「原点回帰」、「強い店舗」、「収益構造の抜本的見直し」、「EC事業の加速度的な成長」および「人を成長の原動力とする経営」の5点を経営方針に掲げ、その実現に向け、「従業員のウェルビーイング推進」を筆頭に、質の改善を目標とする「生産性向上戦略」および量の拡大を目指す「成長戦略」を3大戦略として取り組んでいる。

新型コロナウイルス感染症の影響については、都市部のビックカメラを中心に営業時間の短縮を継続している。2022年10月の政府による水際対策の緩和により、免税売上げは回復傾向となっている。臨時休業していた「Air BicCamera 羽田空港第3ターミナル店1号店」(東京都大田区)は、3月24日から営業を再開した。

店舗展開では、11月に「ビックカメラ 千葉駅前店」(千葉県千葉市)を開店した。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧