ハローズnews|年商1741億円6.6%増・経常利益4.9%増/積極出店を継続

(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)が2023年度決算を発表した。2022年3月~2023年2月までの営業収益は1741億0700万円(前期比6.6%増)、営業利益は90億5200万円(4.2%増)、経常利益は91億4100万円(4.9%増)、純利益が62億0100万円(4.5%増)の増収増益だ。

営業利益率は5.2%、経常利益率5.3%。

2022年3月に兵庫県小野市へ小野店、4月に同県加西市へ加西店、12月に香川県善通寺市へ善通寺店、同県高松市へ多肥店、2023年2月に広島県広島市へ観音新町店を新規出店した。いずれも売場面積600坪型24時間営業の店舗運営と標準化されている。2月末の店舗数は100店舗を達成し、広島県32店舗、岡山県27店舗、香川県14店舗、愛媛県8店舗、徳島県9店舗、兵庫県12店舗の合計102店舗体制となった。また、太陽光発電による再生可能エネルギー電力の導入店は2月末時点で26店舗と拡大している。

また2022年5月に岡山県倉敷市の乙島店、6月に広島県尾道市の尾道店、7月に岡山県倉敷市の羽島店、11月に同県岡山市の江崎店を改装している。顧客の利便性向上のためセルフレジの設置を進めた。10月には、顧客の利便性向上、キャッシュレス化による業務の効率化を目的として、各種コード決済サービスを全店で開始している。さらに業務改善施策として、自動発注システムの拡大に取り組んだ。

商品面では、継続して重点販売商品の育成とプライベートブランド商品のシェアアップを図った。8月から岡山県立大学との共同開発による「栄養バランス弁当」第10弾を発売している。販売促進面では、生活防衛企画と自社会員カード(ハロカ)のポイント優遇施策を継続して行った。

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