ワッツnews|第3Q売上高444億円2.2%増・経常利益3億円62.3%減

(株)ワッツ(大阪市中央区、平岡史生社長)が2023年8月期第3四半期の決算を発表した。売上高444億3100万円(前年同期比2.2%増)、営業利益3億7000万円(59.1%減)、経常利益3億7200万円(62.3%減)、四半期純利益3億0600万円(40.9%減)。微増収、大幅減益となった。

ワッツグループは 100円ショップ「Watts(ワッツ)」「Watts with(ワッツ ウィズ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」のほか、収益源の多角化を図るためにファッション雑貨店やディスカウントショップを展開している。

国内100円ショップ事業は、「ワッツオンラインストア」に「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」「Tokino:ne(ときのね)」の商品のほか、オンラインショップ限定商品も導入し、掲載商品数は約1万9000アイテム以上と大幅に拡充した。また、精算業務の効率化による生産性向上等を目的にキャッシュレス専用のセルフレジ導入を進めるとともに、前期にM&Aで取得した「FLET’S(フレッツ)」店舗のリニューアルを進めた。

出店面では通期計画の236店の計画のうち、第3四半期までに172店を新設した。退店は82店(うちFC2店)。5月末時点の店舗数は、直営が1710店(92店純増)、FCその他が21店(2店舗減)の計1731店舗となった。また、「Watts」「Watts with」ブランド店舗は1192店(163店純増)と全体の約68.9%となった。

その他の国内事業では、雑貨店「Buona Vita」は15店舗(8店舗減)となった。時間をテーマにしたおうち雑貨店「Tokino:ne」は直営2店舗(増減なし)に加え、同社100円ショップへのコーナー展開を約200店舗で開始した。生鮮スーパーとのコラボである「バリュー100」は1店舗(増減なし)、ディスカウントショップ「リアル」は5店舗(1店舗減)となった。

海外事業では、東南アジアを中心とした均一ショップ「KOMONOYA(コモノヤ)」がタイで27店舗(10店舗減)、ペルーで14店舗(増減なし)となった。中国での均一ショップ「小物家園(コモノカエン)」は 4店舗(増減なし)、自社屋号の「KOMONOYA」「小物家園」の店舗数は45店舗(10店舗純減)となった。

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