MV東海news|第2Q営業収益1815億円4.6%増・経常58億円26.1%増

マックスバリュ東海(株)(静岡県浜松市、作道政昭社長)は2024年2月期第2四半期決算を発表した。営業収益が1815億3700万円(対前年増減率4.6%増)、営業利益57億8200万円(26.5%増)、経常利益57億7700万円(26.1%増)、純利益36億4100万円(23.8%増)となった。

営業面では、時間帯別品揃えや鮮度・出来たて商品の訴求といった基本の徹底に注力するとともに、デリカ商品の拡充や、冷凍食品の品揃え拡大に向けた冷凍ケースの入替を32店舗で実施したほか、フランスの冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」の商品を名古屋市内の2店舗に導入するなど、成長カテゴリー商品の販売強化に取り組んだ。

その他価格対応では火水曜市や感謝デーの販促強化を行った。

店舗面では、4月に2店舗、7月にマックスバリュエクスプレス小山須走店(静岡県駿東郡小山町)を新規開設、マックスバリュ浜松助信店(浜松市中区)をスクラップ&ビルドにより開設した。

このほか、既存店舗の競争力を高めるべく、計4店舗での改装を実施した。また、レジ精算の利便性向上やレジ関連業務の削減に向けて、キャッシュレスセルフレジを50店舗で導入し、導入店舗数は計201店舗まで拡大した。

また「Uber Eats」を利用した商品配達サービスの拠点として、愛知県・静岡県に加え、新たに岐阜県・神奈川県を含めた22拠点を開設し、総計43拠点まで拡大した。2022年に静岡県で運行を開始した移動スーパーは、新たに三重県での運行を始めるなど、総計9台の運行となった。

商品面では、「じもの」商品の更なる発掘・育成を推進すべく、静岡県・三重県で実施した「あなたが選ぶ!じものスター誕生」企画を通じて、購入客の生の声をメーカーと共有し、商品開発につなげた。

また同社が推進する「ちゃんとごはん」の取組みでは、3拠点目となる「ちゃんとごはんSTUDIO」をマックスバリュ浜松助信店に併設し、浜松市と協同で料理教室及び健康講座を開催するなど、食と健康に関する情報発信や料理体験の場の提供に努めた。

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