MrMax news|第2Q営収655億円2.5%増・経常19億円31.6%減
(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)が2024年2月期の第2四半期決算を発表した。営業収益は655億2400万円(対前年増減率2.5%増)、営業利益は18億9900万円(31.5%減)、経常利益は18億5100万円(31.6%減)、純利益は11億9600万円(34.7%減)だった。
営業利益率は3.0%(4.3%)、経常利益率は2.9%(4.2%)。( )は前年数値。
期中、エブリデイ・ロープライス(EDLP)の徹底とエブリデイ・ローコスト(EDLC)に注力した。さらに、店舗改装により既存店強化を図るとともに、3月にはオンラインストアをオープンし、利便性の向上を進めた。
商品別売上では、節約意識の高まりから、米や日配品などの食品が好調に推移した。PB商品の売上高は、幅広いカテゴリーが好調だったことから、前期比2割増。NB商品についても、値下げした飲料や菓子、ペットフードなどが期首から好調を維持するなど、EDLP施策が成果を出した。その結果。既存店の売上高前期比は102.5%となった。
その一方でマスクや検査キットなどの利益率が高いコロナ関連商品の売上減や原価高騰から荒利益率が1.1%下がり、荒利益高は138億3700万円(2.6%減)となった。
コスト面では、人件費は前年並みとなったが、改装やEC事業への投資のほか、キャッシュレス決済手数料が増加した結果、販売費及び一般管理費は、144億8400万円(4.2%増)となり、減益要因となった。