セリアnews|第2Q売上高1071億円2.6%増・経常63億円23.0%減
ワンプライスショップを全国展開する(株)セリア(岐阜県大垣市、河合映治社長)が2024年3月期の第2四半期決算を発表した。売上高は1071億2800万円(前年同期比2.6%増)、営業利益が61億8000万円(23.2%減)、経常利益が62億5100万円(22.7%減)となり、四半期純利益は40億6300万円(25.1%減)の増収減益だ。
営業利益率、経常利益率ともに5.8%(7.7%)。( )は前年数値。
期中、「新次元への対応」をテーマとして、①商品仕様の見直しによる原価上昇抑制に注力、②複数出店案件が見込める企業との関係強化及び未出店地域の重点開拓、③システムを活用した社内全体の効率化追求に取り組んでいる。セルフレジについては、期間中540店舗に導入、設置店舗数は9月末で1606店舗となった。利用率は上昇傾向にあり、順次導入を進めていく。
出退店は、出店が直営店61店舗、退店が直営店23店舗、FC店1店舗とほぼ計画どおりに進捗し、期末の店舗数は、直営店1960店、FC店38店の合計1998店となった。直営既存店売上高は、連休等における遠出が来店客数にマイナスに作用し、前年同期比98.6%と、見込みをやや下回った。