エンチョーnews|第2Q売上高175億円2.6%減で赤字

(株)エンチョー(静岡県富士市、遠藤秀男社長)の2024年3月期の第2四半期決算は、売上高が174億8700万円(前年同期比4.6%減)、営業利益1500万円(90.9%減)、経常損失4500万円、四半期純損失4300万円と減収、最終損失となった。

エンチョーでは「共に学び 共に成長する 繋がる全ての人に幸せを創造する企業」を目指し、中期経営計画スローガンとして「3つの進化(伸化、深化、新化)で企業価値を高める」を掲げた。

品揃えの最適化や専門店事業推進による「収益力向上」、事業間連携体制の強化や買物環境の向上による「集客力強化」、電子化やWEB化等によって業務効率化や「働き方改革」の取り組みを推進した。

店舗面では、既存店の大型ホームセンター「ホームアシスト」の品揃え強化を目的とした全面改装を実施した他、年度内に予定している専門店事業の出店への準備を進めた。期末店舗数は前年同時期と同じく57店舗(ホームセンター23店、ハードストック11店、ダイソー2店、ズースクエア3店、casa2店、SWEN16店)。

販売では、ホームセンター事業は、ペット用品が好調に推移したが、外出の増加や節約志向による買い控え等、消費者行動の多様化が大きく影響したことで厳しい状況で推移した。

専門店事業では、ハードウェアショップは住設資材、塗料、建築金物等を中心として好調に推移したが、アウトドアショップはアウトドアブームが落ち着きを見せていることによってキャンプ用品等が減少する等、苦戦した。

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