ライフnews|第3Q営業収益6025億円5.9%増/期中3店舗を開設・5店舗改装
(株)ライフコーポレーション(東京本社:東京都台東区、大阪本社:大阪市淀川区、岩崎高治社長)が2024年2月期の第3四半期決算を発表した。
3月~11月累計の営業収益は6024億5200万円で前年同期比5.9%増、営業利益は192億3200万円(41.8%増)、経常利益は198億5200万円(40.3%増)、純利益は132億6900万円(37.5%増)と好調を維持している。商品価格上昇により収益面が好調に推移している。
営業利益率は3.1%、経常利益率は3.3%。
同社では、パッケージの破損や品質には問題がないものの社内ルール上は販売期限を迎えたこと等を理由に販売できなくなった商品を子ども食堂等へ寄付する活動を一部店舗や近畿圏の物流センターで実施してきたが、9月から首都圏物流センターでも開始した。
2023年3月にスタートした「首都圏SM物流研究会」の賛同企業は発足当初の4社から10社に拡大した。また、その取り組みが高く評価され「第53回食品産業技術功労賞(サステナビリティ部門)」を受賞した。
第3四半期中の新規店舗は、9月に桜ノ宮店(大阪府)、10月に勝どきミッド店(東京都)、11月に下目黒店(東京都)を出店した。既存店では、大泉学園駅前店、毛馬店、東中野店、此花伝法店、杭全店で「BIO-RAL(ビオラル)」商品や冷凍食品等の品揃えを拡充する改装を行った。
以下、セグメント別の業績である。
小売事業の営業収益は6022億8300万円(5.9%増)、売上高は5804億4900万円(5.8%増)、セグメント利益は195億4600万円(40.4%増)だった。
部門別売上高は、生鮮食品部門が2521億1600万円(5.0%増)、一般食品部門2607億0700万円(7.0%増)、生活関連用品部門が503億1900万円(5.1%増)、衣料品部門が173億0600万円(2.2%増)となった。
またその他の事業として、(株)ライフフィナンシャルサービスの営業収益は20億6400万円(8.1%増)、セグメント利益は3億0600万円(32.3%増)となった。